平均寿命が長ければ良いと言うものではない・・・。元気で長生きが一番だけど、日本の医療はそうではない。

平均寿命が長ければ良いと言うものではない・・・。元気で長生きが一番だけど、日本の医療はそうではない。

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日本は、世界の中でも長寿国として知られています。
それはとても素晴らしい事だと思います。
世界の人々が、日本人が長寿な事に興味を持って、日本人の生活習慣や食生活を参考にしています。
実際に、海外では、ヘルシーだという事で、日本食がとても人気になっています。

以前、100歳を超えても、元気で健康的な生活を送っている事で、双子のおばあちゃんが話題になりました。
彼女達は、100歳を過ぎても、好きな物を食べて、多くの人達と触れ合いながら、人生を楽しく生きていました。
そのような人生は、本当に理想的な姿です。
しかし、実際には、いくら長生きしていても、好きな事をして生きているという方は少ないんです。
多くの方は、長期に渡って入院生活を送っていて、好きな事ができないという状態です。
中には、自分で食事を摂る事が出来ない為に、経管栄養の方もいます。
動き回る事なんてとてもできなくて、ベッドの上に寝たきりになっている方も沢山います。

寝たきりの生活というのは、いろいろな障害を引き起こすので、身体はどんどんボロボロになってしまうんです。
刺激のない生活を送っていれば、認知症が進んでしまいますし、自分の意思で生きているのではなく、
生かされている状態です。
現在は、医療がかなり進歩していますから、寿命を伸ばす事は難しい事ではありません。
でも、医療を駆使して生きたところで、生き甲斐のある生活を送れるとは限りません。
長生きしてはいても、自分の意思で生きられない、好きな事が出来ない生活というのはどうなんでしょうか?
そのような状態では、患者さんにとって幸せではないような気もします。
生き甲斐のある生活を送るのは難しいんだなと、何だか将来が不安になってしまいます。

2014年10月19日|